安心と信頼の西鉄グループ

西鉄グループは、福岡市に本社を置く西日本鉄道株式会社(通称:西鉄)を中核として西鉄を含め83社、1学校法人で構成される企業グループです。
企業メッセージである「まちに、夢を描こう。」をコンセプトに鉄道・バスをはじめ不動産やレジャー・サービスなど日常の様々な場面でお客さまや地域の皆さまに選ばれ続ける企業グループを目指しています。
西鉄グループ事業

運輸業

不動産業

流通業

物流業

レジャー・サービス業
にしてつデータセンターの
3つのファクト
稼働率・利用継続率・お客様満足度
ともに高い成果を維持しています。


2008年竣工時~2018年までの
稼動実績


2008年竣工時〜2018年までの
利用実績


2015~2017年度の
お客様アンケート結果
稼働率…2008年竣工時~2018年までの稼動実績
継続率…2008年竣工時〜2018年までの利用実績
満足度…2015~2017年度のお客様アンケート結果
運用実績40年以上


導入事例
CASE
CASE.1
国際興業株式会社 様
BCP対策として重要データを関東から九州へバックアップ

総務部部長 松橋 広有氏
国際興業株式会社様は「お客様第一」の経営姿勢を大切にしながら、運輸・交通事業、ホテル・レジャー、流通・商事、不動産開発等、様々な事業を展開されています。最近では羽田空港の国際化に伴い、高速バス事業で東京北部~埼玉県と羽田を結ぶ空港連絡バスを拡大しており、大宮・浦和・川口・赤羽・王子や池袋などから羽田へのアクセスの利便性を向上させています。国内のホテル事業では、日本のリゾートホテルを切り拓いたグループ企業「富士屋ホテル」を中心に、そして、海外のホテル事業では、アメリカ本土やハワイにおいて、シェラトンやウェスティンなどの世界的なホテルチェーンブランドとの提携によって事業展開しています。また、国内に4コース90ホールのゴルフ場を運営しています。今回、情報システム部門としてICTの側面から事業継続・災害復旧対策に取り組まれる中でバックアップサイトとして、にしてつデータセンターをお選びいただいた理由についてお聞きしました。
1.背景
あらゆる災害に備えた事業継続対策の強化
2011年の東日本大震災を契機に事業継続・災害復旧(BCP・DR)対策として重要なシステム・データについては、本社電算室から東京近郊のデータセンターへ移設を行い、セキュアかつ堅牢な環境下での運用管理を実現しました。その後次の段階として、より広範囲な天災や人災のリスクを想定した事業継続・災害復旧対策の強化を迫られていました。
2.検討の目的
メインサイト被災を想定
した
バックアップサイトの検討
メインサイトのバックアップについては同一データセンター内でも行っていますが、データセンターの場所が東京近郊であることから、活発な火山活動による巨大噴石など激甚災害に見舞われた場合、如何に堅牢なデータセンターといえども建物自体が倒壊してしまってはデータが消失してしまう可能性があります。その他にも人的なオペレーションミスによるデータ消失など事業継続の為には、現実的に起こり得る様々なリスクを想定しなければなりません。その対策としてメインサイトと別にバックアップサイトを検討する必要がありました。
3.選定条件
バックアップサイトに求める条件とは?
今回、バックアップサイトを検討するにあたり、前提条件としてメインサイトと電力エリアが異なるデータセンターを対象に大きく2つのポイントを重視して検討を進めました。
- ➀ 災害リスクが低くメインサイトから遠距離であること、そのうえで緊急時には八重洲本社から半日程度で駆け付け可能な交通アクセスを備えていること
- ➁ 地震や水害に対して優れた災害対策設備を備えていること、但しコストとのバランスは重要
4.決定理由
立地、設備、費用のトータルバランスの良さが決め手
今回、国内複数のデータセンターを比較した結果、大きく4つの理由でにしてつデータセンターをバックアップサイトに決めました。
- ➀ 福岡市内に立地する都市型のデータセンターでありながら、免震構造や電源設備・セキュリティ面において安心できるファシリティを備えている。
- ➁ メインサイトから約1,000kmの距離を置きながらも、駆け付けの際は八重洲本社からデータセンターまで3~5時間で到着でき、交通手段も飛行機、新幹線など複数ある。
- ➂ 福岡市にも河川や湾などあるが、万が一の水害に備えてデータセンター区画は電源設備を含め建物の上層階にあり津波・洪水の心配が低い、また、福岡県内の重要施設が付近に多いことから受電環境や災害発生時の復旧面において安心感がある。
- ➃ データセンター建物内の一部が災害対策オフィスとして利用されている例もあり、建物自体の信頼性が高い点も選定理由として大きい。
5.成果と展望
二段構えのバックアップの実現、
さらなるBCP対策強化も視野に
今回、関東のメインサイトと福岡のバックアップサイトを結ぶ仕組みを構築出来たことで、災害などによってメインサイトのシステムやデータが消失した場合でも、バックアップサイトにシステム・データが複製されているので大地震などの広域災害への対策として有効な施策となりました。バックアップサイト運用開始後も安定稼動を続けており、2016年4月に発生した熊本・大分地震の際も心配はありましたが、地震発生直後に安定稼動している旨の連絡があり安心できました。
今後はメインサイトが被災して機能しなくなった場合に1~2時間後に起動してリカバリー出来る「遠隔地ディザスタ・リカバリー・サイト」の設置を検討する際も候補先として検討していきたい。
お客様プロフィール
会社名 | 国際興業株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 東京都中央区八重洲2-10-3 |
資本金 | 100百万円 |
従業員数 | 約2,500人 |
事業内容 | 一般乗合、貸切、乗用旅客自動車運送業、自動車教習所、外車販売、油圧機器、各種建設機械、自動車部品、建築資材、機器、製品等の輸出入及び販売、不動産売買、賃貸、管理及び宅地開発、旅行業法に基づく旅行業など |
URL | http://www.kokusaikogyo.co.jp/ |
CASE.2
株式会社 日本コンピュータ
コンサルタント 様
安全、安心なASPサービス運用拠点として

西日本営業部
九州営業課ITアドバイザー
課長代理 益田 俊久氏
株式会社日本コンピュータコンサルタント様は昭和55年8月、横浜の地で日立ソフトグループのソフトウェア会社として設立以来、トータルソリューションが出来るシステムインテグレータとして、金融機関・製造業・公共機関そして介護分野といったお客様に様々なサービスを提供されてきました。今回、在宅医療機器サポートシステムのASPサービス「ホットログ」を運用するデータセンターとして「にしてつデータセンター」をお選びいただいた理由について西日本営業部の髙倉部長と益田課長代理にお聞きしました。
1.背景
ASPサービスの安定した運用に必要なデータセンター
ホットログは在宅医療機器の管理を目的として2011年よりサービスの提供を開始しました。当初は弊社のマシンルームで運用していましたが、建物設備のメンテナンス等によりやむを得ず年に数回システムの一時停止が必要でした。そこでお客様へより安定したサービス提供を目的に、セキュアかつ安全な環境での運用を実現すべく、2014年にデータセンター移設の検討を開始しました。
2.検討の目的
24時間365日の安定稼動の実現
検討にあたりシステムの保守を除いて、建物設備のメンテナンス等でホットログのサービスを止めたくないという思いから、24時間365日の稼動を実現する運用環境が必要でした。サービスのメインサイトということもあり、新たな運用環境にはビルメンテナンスによる計画停電の影響を受けない安定した電源設備はもちろんのこと、空調機や電源設備などにも高い信頼性や可用性を求めました。さらにシステム保守のためには技術者が駆け付けやすいロケーションである点も考慮する必要がありました。
3.選定条件
データセンターに求める要件とは?
ホットログのメインサイトとして安定した運用ができる環境だけでなく、システムやハードの保守を想定して博多オフィスからの駆け付けアクセスの良さを重視した結果、選定候補のデータセンターは対象を福岡県内に絞りました。また、求める設備要件については地震対策、停電対策、水害対策等すべてにおいて平均以上のスペックを備えていることを要件としました。当然、価格面においても厳しい目で比較が必要です。
4.決定理由
実際にデータセンターを見学して感じた安心の設備
検討を進める中で実際に5~6社を見学して比較してみましたが、「にしてつデータセンター」はその中でも新しい設備を備えており、福岡県内のデータセンターとしては数少ない免震構造を採用している点も大きな魅力でした。最終的に決め手になったのは設備と価格を比較して一番コストメリットを感じたというのが正直なところです。
また、福岡県内を中心にバスや電車など重要な交通インフラを提供している西鉄のデータセンターという点も安心できるポイントでした。幸い弊社オフィスからデータセンターまでのアクセスも良く、地下鉄やバスという交通手段はもちろんのこと、同じ博多区ということもあり自転車でも駆け付けることが出来るのはありがたいです。
5.成果と展望
安定した運用の実現
にしてつデータセンターでの運用を開始してもうすぐ2年が経過しますが、おかげさまで安定したサービス提供を継続出来ています。データセンター運用の方々の対応も良く、設備面についてはデータセンターにお任せできているので弊社はシステムの開発、保守に注力できています。今後もホットログのユーザ拡大を進めると同時に新たなASPサービスの開発に取り組んでいきたいと思います。
お客様プロフィール
会社名 | 株式会社 日本コンピュータコンサルタント |
---|---|
本社所在地 | 横浜市神奈川区栄町5番地1 横浜クリエーションスクエア(YCS)6F |
資本金 | 5,000万円 |
従業員数 | 252人 |
事業内容 | システムコンサルテーションサービス、ネットワークソリューションサービス、業務ソフト開発サービス、情報通信・移動体通信ソフト開発サービス、インターネット/イントラネット構築サービス、パソコンソフト開発サービス、パッケージソフト開発・販売サービス、情報処理機器販売サービス、セキュリティ導入サービス、パソコン導入・操作教育、ERP構築サービス、介護総合支援システム |
URL | https://www.n-c-c.co.jp/ |
にしてつデータセンター
の設備
FACILITY
にしてつデータセンターは堅牢なファシリティ、
安定した電力供給、強固なセキュリティを備えています。
Facility 01
地震対策
建物構造には地震対策に効果的な免震構造を採用。
IT機器だけでなく、電力・空調などの重要設備と運用スタッフまで建物全体を地震からお守りします。


Facility 02
停電対策
停電対策として異変電所からの2系統受電(本線・予備線方式)や、非常用自家発電機、冗長構成のUPSを配備しています。

非常用自家発電機

無停電電源装置(UPS)

Facility 03
セキュリティ対策
運用スタッフによる24時間365日の有人監視体制により、お客様の大切な情報資産を安全にお預かりします。

24時間365日有人監視

入館エリア

ICカード認証

指静脈認証

共連れ防止
サークルゲート
スペック一覧
SPEC
所在地 | 福岡市博多区 |
---|---|
竣工年月 | 2008年2月 |
建築構造 | 免震構造 |
受電設備 | 異なる変電所からの2系統受電 |
空調設備 | 空冷式:床下吹き上げ N+1冗長構成 |
設備監視 | 無停電電源装置:並列冗長構成 非常用自家発電機 (無給油連続運転:48時間) |
火災対策 | 超高感度煙検知器 自動火災報知設備 不活性ガス (窒素) 消火設備 |
マシンルーム | 床耐荷重:スラブ1,000kg/㎡ 天井高さ:3,750mm フリーアクセス:500mm |
通信回線 | キャリアフリー |
---|---|
セキュリティ | [入退室管理] ・ICカード+指静脈認証 ・共連れ防止サークルゲート ・監視カメラ |
設備監視 | 受電状況の監視、分電盤の電圧・電流、非常用自家発電機の発停・故障、空調機の発停・故障、室内温度・湿度 ※24時間365日常駐管理体制 |
公的認証 | ISO 27001:2013 (ISMS) (情報セキュリティマネジメントシステム) JIS Q 15001:2006 (プライバシーマーク) |
サービス紹介ムービー
MOVIE
SERVICE
サービス
サービス内容
SERVICE 01
ハウジング
1/4ラック(10U)、1/2ラック(20U)、フルラック(46U)をご提供しています。
メイン、バックアップどちらの用途にもご利用しやすいラインナップです。
下記の表は横にスクロールして御覧ください。
項目 | 1/4ラック | 1/2ラック | フルラック |
---|---|---|---|
搭載容量 | ![]() |
![]() |
![]() |
規格 | 19インチラック (EIA規格) |
19インチラック (EIA規格) |
19インチラック (EIA規格) |
サイズ | W700、D1100 | W700、D1100 | W700、D1100、H2200 |
その他 | ・すべてのラックが個別施錠及び独立区画 ・お客様持込みラックも設置可能 ・まとまったスペースを提供するコロケーションにも対応 |
・お客様のご要望に合わせ、複数ラック契約など様々なプランをご用意しております。
SERVICE 02
365日24時間/運用・監視

運用スタッフがデータセンター内に常駐。
定常の監視・運用代行からお客様毎の個別対応までお客様の声を大切にした、きめ細やかな運用サービスを心掛けています。
サービス内容(例) | ||
---|---|---|
監視サービス | 定常監視 | LED目視確認・PING監視 |
リソース監視/DISK/メモリ/CPU | ||
プロセス監視・ログ監視 | ||
運用代行サービス | 障害一次対応 | 電源OFF/ON等、電話・メールによる確認作業 |
障害二次対応 | 手順書及び電話指示などによる作業補助 | |
定常運用 | 媒体交換及び専用保管庫による管理 (日次・週次・月次) |
SERVICE 03
快適な作業環境
マシン室とは別室でありながらLAN環境にて作業可能な「アクセスブース」や、休憩などでご利用いただける「リフレッシュルーム」などご入館される方が作業しやすい環境をご提供します。

アクセスブース

リフレッシュルーム

見学会
TOURS
データセンター見学会のお申込みは随時お受けしております。下記お問合せフォームまたは、お電話からお申込みください。
お問合せフォーム 092-645-2512受付時間:月〜金/9:00〜18:00
データセンター選びの
ポイント
HOW TO CHOOSE
データセンターをお探しですか?
データセンターの立地やクラウドとハウジングのどちらが良いか、またどんな基準でデータセンターサービスを選べば良いかをわかりやすく解説しています。
データセンターの選び方 01
福岡を選ぶ理由
データセンター選びにおいて立地条件は非常に重要です。
災害リスクの可能性が低く、交通アクセスが良いこと、また各メーカーの保守拠点が多いことなどがあげられます。

福岡市の災害リスクについて

巨大地震の影響
南海トラフ巨大地震を想定した場合、福岡市は日本海側に位置しているため津波リスクが低いと予想されています。

水害対策
にしてつデータセンターは水害ハザードマップ上で浸水想定区域外に立地しています。さらに万が一の水害に備えてデータセンターエリアを海抜30m以上に設置しています。

東京・大阪からの距離
福岡市は首都圏から約1000km、関西圏から約600km離れているので同時被災のリスクは低いと予想されています。
福岡市へのアクセス

関東・関西からのアクセス
[飛行機]
羽田 ⇔ 福岡
約2時間 約50往復/日
[新幹線]
新大阪 ⇔ 博多
約2.5時間 約70往復/日

福岡市内のアクセス
にしてつデータセンターは福岡空港、博多駅から地下鉄で10~15分程度と抜群の交通アクセスです。
データセンターの選び方 02
ハウジングのメリット
自由にカスタマイズ可能で、
高いセキュリティを求めるなら
ハウジングサービスがおすすめ
クラウドサービスは、スピーディーに環境構築ができ初期コストを抑えることが可能です。
またWeb上でサーバー台数やスペックの変更ができるなどの特長があります。
その一方でカスタマイズの自由度が低い、他のユーザーと同居するためセキュリティに不安が残る、データのダウンロードが従量課金のケース、またクラウド事業者主導によるメンテナンススケジュールなど、利用用途やシステムの重要性によってはクラウド環境がマッチしないケースもあります。
その場合、自社にて自由に構築、運用、管理できる「ハウジングサービス」が適していると言えます。

ハウジングとは?
WHAT'S?
データセンターが専用のラックと電源を準備して、ユーザーは自社のサーバ機器などを持ち込んで自由に構築、運用、管理するサービスのことをいいます。
ハウジングのメリット

自前で
構築するため
カスタマイズが可能

専用ラック・
自社サーバー機器のため
セキュリティが高まる
こんな方は
クラウドより「ハウジング」を!

24時間365日
サービス停止できない

データの物理的保存場所を
明確にしたい

従量課金の不安なく
定額で利用したい
COMPANY
会社案内
社名 | 西鉄情報システム株式会社 (Nishitetsu Information System Co.,Ltd) |
---|---|
所在地 | [本社] 〒812-0044 福岡市博多区千代四丁目1-33 西鉄千代県庁口ビル [東京営業所] 〒103-0027 東京都中央区日本橋三丁目2-5 毎日日本橋ビル |
事業内容 | システムコンサルティング システムインテグレーション システム開発・運用・保守 パッケージソフト開発・販売 データエントリー データセンターサービス |
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設立 | 昭和58年3月 |
資本金 | 1億円 (西日本鉄道株式会社100%出資) |